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林業におけるドローンの活用を探る・・・

 平成30年4月、予てから計画していたドローン(小型無人航空機)を導入し、内部で実演・学習会を実施した。ドローンで森林を空撮することにより、その山にある樹木の生育状況や種類を調査、周辺の伐採状況や急傾斜地や崩壊地の状況等森林情報を上空から確認し、調査の効率化、安全性の向上に繋げていくための取り組みである。人の足なら時間のかかる調査がドローンを使うことにより短時間でできるので、安全かつ効率が良く、データを蓄積すれば、必要に応じて取り出して活用できるなど林業の可視化に期待している。また、施業チームのスタッフが森林情報を共有し、現場に適合した施行・作業計画を樹立し、効率的で安全な作業体系を構築していくための新たな挑戦である。
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▲新しい技術への挑戦は若い林業技術者の育成に欠かせない要素である。今までの延長線上の林業技術にドローンの活用という新しい技術を取り入れていくことで夢は大きく膨らむ。

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▲実際にドローンを飛ばして操作してみる・・・さすがに若者は上達が早い!

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▲多様な可能性を秘めたドローン活用に取り組む若者達の目が輝いている・・・。林業の現場を大きく変えるといわれる「スマート林業」、その特徴のひとつに「森林情報の可視化」がある。林相、地形等エリア情報のリアルタイムな確認などドローンが拓く新しい森林管理の姿がそこにある。

 林業におけるドローンの活用方法の可能性は無限に広がっている。将来的には基本的な森林情報の可視化を含め、レーザーを使うことで、樹木の高さ、地形状況などの3次元位置情報を直接的に取得する測量技術、林業架線におけるリードロープ架設、山地災害状況の確認や森林病害虫被害調査等々活用方法の可能性、夢は膨らむのである。
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新規採用辞令交付

  4月2日、新規採用者2名の採用辞令交付が行われた。兼子社長より「仲間達と互いに研鑽し、安全作業に心掛け、職場のリーダーとなる林業技能者を目指して頑張ってほしい」と激励の言葉がおくられた。
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 ▲山林部配属のHさんは地元高校今期卒採用、今後2年間の秋田県ニューグリーンマイスター育成研修を経て業界をリードするプロの技術者を目指す。稲川チップ工場配属のAさんは豊富な経験を生かして原木搬入等を担当するプロの重機オペレーターを目指す。新たな人材の加入により事業実践力の更なる強化を目指していきたい。
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