病害虫被害木
この地域でマツクイ虫被害が確認されて30年余、ナラ類集団枯損被害が確認されて7年余、貴重な森林資源アカマツ、ミズナラ等が大量に枯死しているという現実がある。被害量も少なく、伐倒・燻蒸等被害木を処理していた時は目立たなかったが、枯損木がそのままの状態で立っている様は何とも異様である。このままだとやがて落枝、倒木等という現象が顕著になり、人を寄せ付けないような危険な里山となってしまうことが懸念される。これら被害木等を伐採・搬出して森林資源として利活用して更新していくことこそ、健全な森林整備の推進、里山再生の基本的な道筋であると思う。人が入れないような里山をつくってはならない・・・

枯死して白骨化しているアカマツ・・・景観上も大きな課題を抱える。

ミズナラの株立ちしている大径木が枯損すると間もなく落枝、倒木があり、突然大きなギャップができる。 萌芽による更新はない・・・植生が大きく変わる。

枯死して白骨化しているアカマツ・・・景観上も大きな課題を抱える。

ミズナラの株立ちしている大径木が枯損すると間もなく落枝、倒木があり、突然大きなギャップができる。 萌芽による更新はない・・・植生が大きく変わる。