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ナラ枯れ被害

緑映える里山広葉樹林にナラ枯れによる赤褐色が目立つようになったのは8月下旬だった。その後、被害は拡大していると実感できる程この現象があちこちで見られるようになった。
 あれから3ヶ月、紅葉期・落葉期を経て、ナラ枯れ被害木を目視では安易に確認できなくなったが、枯損したという現実に変わりはない。今後、時間の経過とともに枯損木の落枝や倒木という現実があり、二次災害さえ懸念される。かつて、人々の暮らしを支えてきた里山が、人を寄せつけない山になってしまうということなのである。計画的に伐採更新して、若返りを図り、健全化していくという取り組みが急務である。
8月
   緑映える里山広葉樹林にいきなり被害が見られるようになった・・・(8月19日撮影)
IMGP0719.jpg
   もう被害木を目視では確認できない・・・(11月21日撮影)

 ***具体的な計画に基づいて路網を整備、合意形成を図りながら団地的に集約化、技術者の育成等実行体制を強化・・・等々に地域一丸となって取り組む体制が必要ではないだろうか***
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大事な一歩

とある研修で山梨県の甲府に行った時、研修会場から見えた富士山。
6年くらい前にあの頂上まで行ったんだよなぁ・・・なんて感慨深く思ったりした。
小学校の行事で、子供たちと登ったんだけど、あそこまで行けるのか心配だった。
しかし、小さい歩幅ながらに諦めず一歩一歩前に進めばいずれはたどり着く。
普段の仕事でも壁に突き当たった時、諦めず勇気を出して一歩前に踏み出す事が
大事だ。とりあえず俺の今の一歩はこの研修をこの後生かすことだな。DSC_04991.jpg
子供たちの目的は実は最終日にご褒美として行くディズニーランドである。誰もあんな高い山に苦労して
登りたくないはずだ。でも、みんなが同じ目的に向かって、個々のペースや登り方でやり遂げる。
これも悪くない。

貴重な森林資源を活かすために・・・

 現在、林業生産現場では造材(玉切り)に伴って発生する伐根、追い上げ材、中抜き材、梢端部分は端材と云うことで林地残材となっている事例が多い。しかし、循環する森林資源を有効に活用し、環境問題やエネルギー供給等に貢献していくという観点に立てば、生産システムを工夫しながら集材し、利活用できる体制を構築することが必要である。このことによって、森林所有者へ利益還元できる事業を実現し、地域林業を活性化させていくことは、林業事業体に与えられた重要な使命としなければならない。
IMG_0198.jpg
***雪の季節が来る前に、生産現場から原材料(杉の端材等)をストックヤードに運搬・集積する作業が 急ピッチに進んでいる***
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