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作業路開設の優れもの・フェラバンチャーザウルスロボ

 かつて、作業道開設の支障木はチェンソーで伐採・枝払い、造材してワイヤー玉掛けしてバックホウで敷地外に集積してから切取・盛土する工程を繰り返しながら、作業路開設を施工してきた。工程管理上も、材の品質管理上も課題を抱えていた。救世主はフェラバンチャーザウルスロボである。
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▲ウルトラザウルスロボに格納式の刃物を取り付けることで、立木の伐倒作業と同時に路網作設及びグラップル作業を1台で行うことができる。

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▲フェラバンチャーザウルスロボは従来のチェンソー、グラップル、バックホウの3機能を1台でこなす優れもの、作業効率が格段に向上している。

思うこと・・・
 25年程前、北欧で行われた林業機械展示実演会(エルミア・ウッド)に参加させてもらい、当時の日本では見ることもできない世界の高性能林業機械群と出会った。毎日驚きの連続であった。時は過ぎ、我が国の高性能林業機械は世界に誇れるまでにレベルアップしたように思う。急峻な地形等厳しい条件に柔軟に対応する機能を装備した多様な林業機械が普及している。現在、 ハーベスタ、フォワーダ、グラップルは正に林業現場の三役的存在である。フェラバンチャーザウルスロボは歴史的にも浅い存在であるが、幕内新進気鋭の技能賞候補といったところであろうか・・・
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大型トラック集合

 ローダークレーン装着の木材運搬トラック9台(1台は車検中)と重機運搬用トラック1台の計10台が雄平貯木場に集結した。素材生産部、製材部、製紙用チップ部、バイオマスチップ部を連携する事業推進の動脈的役割を果たすトラック部隊である。
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 8月某日の午後、弊社カラーであるメタリックブルーの大型トラック10台が初めて一堂に会した。日頃は配車計画に添って各地に分散しての作業なので、このように揃うことはない・・・。

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 各車を担当するドライバー/オペレーターが整列し、後部には大量の素材が集積されている。雄平貯木場は各現場、ストックヤード、納入先へと木材が円滑に流通する拠点として重要な役割を果たしている。

 思うこと・・・
 素材生産事業が大幅に伸長した要因は生産現場での高性能林業機械(ハーベスタ、フォワーダ等)の導入であり、木材流通を円滑に推進したのはローダークレーン装着の大型トラックの普及である。かつて鳶口を使っての人力積み降ろしの時代もあった・・・ワイヤー玉掛けして小型移動式クレーンを使った時代もあった・・・。今はローダークレーン装着の大型トラックが運搬の主流であり、高い安全性と効率性を確保している。地域の森林資源が皆伐等の利用期を迎え、ますますの活躍が期待される。 

伐倒技術の伝承

 この地域に伝承されてきた、名人が研鑽を続け修得してきた伐倒技術を次代を担う後継者に伝承していくことは大事なテーマである。そのため昨年度「森の名手名人」に選定された伐採のスペシャリスト、高橋栄一氏(林業技術指導員)の伐倒技術の記録ビデオ撮影が行われた。100年を超える高樹齢大径木の伐倒作業は見ていても緊張感が漂い、すざまじくダイナミックである。狙った方向にイメージ通りに、地響きをたてて倒れる瞬間は、まさに林業の醍醐味である。
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▲上ヨシ!まわりヨシ!退避場所ヨシ!の声と作業開始合図の笛の音が自然界の静寂を切り裂く・・・

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▲受け口をつくる・・・その1・真横から切り進む

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▲受け口をつくる・・・その2・斜め上方向から切り進む

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▲口元の一直線に出会うラインが会合線、ここが木の倒れる支点となる。その会合線と垂直に交わる方向が、木が倒れる方向である。左手でつかんでいるフロントハンドルを見て方向を確認している。伐倒方向ヨシ!

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▲追い口をつくる・・・受け口の反対側から水平に切り込みを入れる

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▲追い口は受け口の会合線に平行になるように切り進んで、最後に一定の幅「ツル」を残し、安全クサビ(今回は4本)を打ち込んで重心を移動させながら予定の方向に倒す

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▲狙い通りの方向へ倒れていく・・・

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▲伐倒した切り株。芯は材割れしないように受け口からチェンソーを入れて芯切りしており、ツルは両端だけが残っている。名人曰く、伐倒がうまくなるコツは「追い口を切りすぎないこと、ツルをきちんと残すこと」という。切り株が技術の高さと確かさを物語っている。・・・安定ヨシ!
 
 思うこと・・・
 樹木は樹種、樹齢、地質、地形等によって複雑に成長応力が凝縮しており、難しい木や困難な環境での伐倒作業については、経験と知識に裏付けされた高度な技術力と、動じない精神力・胆力が必要である。そして、作業を見ていて思ったことは、樹木の成長してきた歴史に真摯に向き合い、礼を尽くして誠心誠意担当する・・・という考え方こそ、安全に作業を進めていく上では大事なことであると云うことであった。

針広混交林化施業

 長期間保育施業を行っていないスギ人工林を針広混交林に誘導する施業を実施した。雪害木、被圧劣勢木、枯損木等が多く、正常木と思われるものについても形状比、樹冠長率等に問題点が多い林分であり、森林に侵入した優良な広葉樹を受け入れし、総体的に健全な森林へと誘導するという施業である。
完成状況
▲ 不良木等を主体に伐採しただけで、今まで暗かった林内に強烈に日差しが入り込む・・・比較的正常な形状のスギと、侵入している優良な広葉樹の林相構成となる。下層植生も豊かになり、将来的には健全な森林へと誘導され、土砂流出防止機能等森林の持つ多面的機能が発揮されることに期待したい。

完成上空
▲ドローンでの空中写真で広葉樹の混交状況が確認できる。

▽《施行前》
施行前1
▽《完成》
完成1
施行前と完成の写真を比較してみると・・・不良木の比率が高く伐採率が異常に高くなることと、残ったスギについては形状比、樹冠長率に少なからず課題を抱え、今後風雪害等が懸念されることなどがある。人工林育成については適期に適正な保育管理が必要であることを教えている。

 思うこと・・・ 
 地域をあげて取り組んできたスギ等の人工林造成は、一定以上の面積に同一樹種を定形植栽して、画一的に育成することが、共有する造林技術指針に基づいた施業であったように思う。その中には適地適木の考え方を逸脱した場所への植栽事例もあり、その後の生育状況が極めて乏しい不適造林地といわれる箇所も存在している。さらに木材価格が長期に低迷する昨今においては「伐っても植えない」という事例が多く見られるようになった・・・。こうした状況下、適地には再造林し、森林資源の永続的な確保に挑戦していくことは、今に生きる者に与えられた重要な使命であると認識する。その再造林施業を確実に実行していくためには、今までの画一的な考え方にとらわれず、面的に針広混交状態に誘導していく群状植栽等多様な施業への挑戦も必要に思う。健全な森林を、資源豊かな森林を、次代に繋いでいかなければならないのである。今回の針広混交林化施業への挑戦は、今後の多様な森林造成について考えさせられる貴重な経験であったと思う。

2018湯沢雄勝地域の中学生向け《しごと博覧会》

~故郷で働く人々を伝えたい~ふるさと企業のキラリ発見!湯沢雄勝地域の中学生向けしごと博覧会「湯沢雄勝☆みらいデザインU-15」が7月5日(木)湯沢市役所を会場に開催された。
地区内23企業等が出展し、湯沢雄勝地区7中学校の生徒及び教育関係者350名余の参加があり、会場は熱気に溢れた。主催者である雄勝地域振興局のご指導があり、弊社も出展させていただいた。
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▲指定ブース訪問では1回に20名程の生徒さん達が弊社ブースに来てくれた・・・

***会社の特徴・事業内容・魅力・強みなどについて、プロジェクターを使用して分かりやすくスクリーン画面で説明する。選抜された弊社のブーススタッフはやや緊張気味であったが、スタートすると滑舌、絶好調であった。***
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▲ブーススタッフ1(ドローン森林情報、製材加工・バイオマスチップ等説明)

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▲ブーススタッフ2(素材生産・造林・安全教育等説明)

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▲ブーススタッフ3(製紙用チップ等説明)

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▲木材チップに触ってみて、嗅いでみて・・・木の香りがする!

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▲ブーススタッフ4(秋田県林業大学校の説明・PR)

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▲ブース設営、資料準備、説明、質疑応答等・・・私達に任せてください!(弊社スタッフ)

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▲雄勝地域振興局/森づくり推進課の皆さんが応援に来てくれました。いろいろ手伝ってもらって助かりました。ありがとうございました!

主催いただきました雄勝地域振興局/総務企画課スタッフの皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました! ご配慮に心より感謝申し上げます。
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